法人紹介

設立の目的
地域の防災を担う若者が不足していることが大きな課題になっています。災害に対して、意識の高い若者は少なくないがそれぞれの企業文化や多忙さなどから防災や地域活動などに接する機会を作ることは難しいことです。しかしながら、その課題を乗り越え若い担い手が地域で防災を行うことは、防災界全体を底上げし、継続的な活動に発展させることが出来ると考えています。そのために、「出来ることを、出来る人が、出来ることをやる」というボランティアスピリットの原点に立ち返り、若者が仕事や家庭を持ちながらも活動出来る場を作るために本団体を設立するに至りました。

法人紹介イメージ
防災活動イメージ1
防災活動メンバー2

設立の経緯
【東日本大震災 災害ボランティア】
被災地のボランティアでの経験をきっかけに、南海トラフでの甚大な被害が予想される高知県での活動を始めました。災害ボランティアでの気付きもあり、私たちの防災 活動の中心は日頃からの地域のコミュニティーをベースとしています。
【高知大学 学生ボランティアサークル】
2012年に災害ボランティアに参加した学生の有志で大学内に災害時のボランティアセンターを設立することを目的に、地域づくりや防災啓発を行う学生サークルを立ち上げました。

【役員等】
法人名:一般社団法人防災活動支援センター
代表理事:伊藤 創平
設立:2015年12月3日

【理事】
理事:伊藤 創平
理事:瀧石 幸子
代表理事:瀧石 幸子


事業内容

防災活動支援センターは
地域防災・防災教育・地域福祉の推進・向上を目的とし以下の事業を行う。


・防災学習用教材・ツールの開発・製造・流通・販売・運用
・防災イベントの企画・運営
・避難所運営マニュアルの作成
・既存の防災用学習ツールを使った学習支援
・防災活動におけるボランティア活動のコーディネート
・足湯活動による地域福祉の向上
・福祉施設における活動支援
・空き家を使った防災拠点づくり
・商品・サービスの開発・製造・流通・販売
・調査・分析業務
・コンサルタント業務
・その他、防災に関する支援業務
・その他、上記に関する付帯業務
・その他、当法人の目的達成のために必要な業務


活動紹介

須崎市立安和小学校、吾桑小学校
2017年~2019年度の3回実施している。主に小学生と保護者を対象とした講演で、防災袋の作り方や帰ってすぐにできる簡単な防災についての授業を行っている。
高知大学
2019年2月に、高知商工会館で実施された高知大学防災推進センター主催のシンポジウムにて登壇した。高知大学が県内の防災に関して、産・官・民の視点から意見を交わした。
高知県土木施工管理技士会
2020年7月に、高知県建設会館にて土木業の方対象にワークショップを行った。内容は、タブレット端末に表示される災害後のシナリオに対して、どのように対応するのか検討するというもので、活発に意見が交わされた。
高知市若い担い手支援事業
2016年から2年間地域防災現場に大学生の防災サークルをコーディネートする業務を行った。2年間で15イベント程度、合計100名程度の学生をコーディネートした。受け入れは、自主防災会や消防団、学校などであった。
高知大学
高知大学防災推進センターの先生方の研究委託でコーディネート業務を2015年から行っている。主に、地域防災の担い手対象に公民館や商業施設の貸しスペースなどで実施し、テーマは家で簡単にできる防災から避難所運営に至るまで、参加者のレベルに合わせて幅広く扱っている。
須崎市
須崎市沿岸部で防災の意識啓発を2015年から行っている。須崎市沿岸部は津波の高さ、時間ともにリスクが非常に高く、インフラ整備は進んでいるものの、地域住民の諦めが大きな足かせになっていた。そこで、個別に訪問して聞き取った課題を一緒に解決するということを続けてきた。
避難所運営マニュアル作成事業(高知県)
現在の避難所環境は劣悪で、雨風さえしのげればいいという状態で、復旧後の生活再建につながっていない。避難所環境改善のための指針をとしてマニュアルの作成を行った。何度も住民と意見を交わし、実際に体育館での寝泊まり研修なども行った。

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